
【青ブタ】梓川咲太が嫌い・うざいと言われる5つの理由を徹底考察!「気持ち悪い」は褒め言葉か?
漫画・アニメ総合
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の主人公、梓川咲太。世間じゃイケメンで気の利く主人公って評価だよな。…でも、正直に言おう。なんか、ムカつかね?
あの達観した態度、鼻につく言い回し。わかる。俺も最初はそうだった。この記事では、なぜ俺たちが咲太にモヤっとするのか、その正体を徹底的に解剖していく。
単なるアンチ記事じゃない。彼の言動の裏にある「ガチの優しさ」まで深掘りするから、ファンもアンチも、ぜひ最後まで付き合って欲しい。
なぜ梓川咲太は「うざい」「気持ち悪い」のか?5つの理由を解剖
まず結論から。咲太が一部の視聴者から「きつい」と思われる理由は、高校生というリアルな設定に、ラノベ主人公特有の「非現実的な達観」をブチ込んだ、絶妙に気持ち悪いラインを攻めたキャラ造形にある。もう少し具体的に見ていこうか。
理由1:達観しすぎな高校生(CV: 石川界人)
咲太のセリフ、いちいち大人びてないか? 例えばこれ、第1話のセリフな。
一度決まったクラスの形はそう簡単には変わらない…目立てば周りから『ウザい』『調子に乗ってる』と陰口をたたかれる…それが学校という空間だ
正論。あまりにも正論。でもな、それを高校生がドヤ顔で語ると、どうにも「こいつ…何様だ?」ってなっちまうわけだ。(笑)わかるだろ?
まるで人生を3周くらいしたかのような口ぶりは、同年代の視聴者からすれば「偉そう」「年齢不相応」と映る。さらにこんなセリフも飛び出す。
別に全人類に好かれるために生きてるわけじゃないし…僕はたった一人でもいいけどね。世界中に嫌われたとしても、その一人が必要としてくれたら生きていける
カッケー。カッケーけど、現実の教室にこんなこと言うやつがいたら、間違いなく浮く。この「達観しすぎ」感が、まず最初の「うざい」ポイントなんだよな。
理由2:普通に言ったらアウトな皮肉と罵倒
咲太のコミュニケーション、基本「煽り」と「皮肉」で構成されてるよな。相手が誰であろうと容赦がない。
- 古賀朋絵に対して:「自分が見せ物にされるのが嫌ならアホなことするなよ。生き方がダサすぎる」
- 上里紗希に対して:「なんだよ、カリカリして便秘か?」
いや、言い過ぎだろ。(笑)特に「便秘か?」は、現実で女子に言ったら社会的に終わるレベルの暴言。これが作品のユーモアとして成立してるのは、あくまでフィクションだからこそ。視聴者によっては、普通に「無神経」「失礼」と感じてしまうのも無理はない。
作中で朋絵から「今のセリフすっごい気持ち悪い」ってツッコミを入れられてるシーンもあるけど、まさにそれ。公式が認める気持ち悪さってわけだ。
理由3:SFオタクもドン引き?小難しい専門用語の乱発
会話の節々に、やたらと専門用語を挟んでくるのも咲太の特徴だ。「思春期症候群」は作品の根幹だからまだいい。問題はこれだ。
(理央「ラプラスの悪魔って聞いたことない?」)
咲太「悪魔の知り合いは いないな」
…(中略)…
咲太「いたよ、ラプラスの悪魔」
この一連の流れ、わかるか?量子力学や思考実験の概念を、ジョーク交じりの日常会話にサラッと入れてくる。こういうのが「知的でカッコイイ」と感じる層もいれば、「何言ってんだこいつ」「リアルな高校生はそんなこと言わない」と冷めてしまう層もいる。この知性ひけらかし感が、鼻につく原因の一つと言えるだろう。
理由4:ライン攻めすぎな下ネタとセクハラまがいの発言
咲太の言動は、しばしばセクハラの境界線を軽々と飛び越えてくる。麻衣さん相手だから許されてるけど、普通に考えたらヤバい発言が多すぎる。
- 「実はさっきから麻衣さんの足見て興奮してる」
- 「“バニーガールの衣装で教えてあげる”って言ったら? いろいろなやる気が出そうです!」
- 「やりたいなら我慢なんてしなければいい。やればいい。」
まあ、思春期の男子なんてこんなもんかもしれん。でも、それをヒロインに臆面もなく叩きつける姿勢は、視聴者に「下品」「キモい」という印象を与えかねない。特に「生理か?」系のデリカシーのない煽りは、女性視聴者からすれば不快指数MAXだろうな。
理由5:「阿良々木暦のなりそこない」?他作品との比較
ネットでよく言われるのが、『物語シリーズ』の主人公・阿良々木暦との比較だ。確かに、シニカルで達観していて、怪異に巻き込まれる女子を助ける、という構図は似ている。
しかし、一部の意見ではこう指摘されている。
阿良々木は極端なキャラだが、青ブタの咲太はそこまで振り切れていないから気持ち悪い
つまり、阿良々木暦はもはや「変態」というジャンルを確立するほど突き抜けてるからエンタメとして成立するけど、咲太は「リアルにいそうな、ちょっとイキったイケメン」のラインを出ないから、中途半端で余計に気持ち悪さが際立つ、という見方だ。
これは好みの問題も大きいが、「他のラノベ主人公の寄せ集め」と感じる人がいるのも事実。既視感が、彼のキャラクターへの違和感に繋がっているのかもしれないな。
だが、それがいい!嫌われる理由の裏にある咲太の魅力
ここまでボロクソに言ってきたが、じゃあ咲太はただの嫌な奴なのか? 答えは「否」だ。むしろ、これらの「嫌われる要素」こそが、彼の魅力の裏返しになっている。ここからは、筆者の考察も交えて、なぜ俺たちがそれでも咲太を好きになってしまうのかを解説していく。
過去の傷が裏付ける「自己犠牲的な優しさ」
咲太がなぜ、あんなにも他人のために体を張れるのか。それは、彼自身が「誰にも信じてもらえない孤独」を経験しているからだ。
彼もかつて思春期症候群で胸に傷を負い、誰からも理解されず、挙句の果てには「暴力事件を起こした」という濡れ衣まで着せられた。だからこそ、同じように不可解な現象に苦しむ麻衣さんを、彼は放っておけなかった。
彼の皮肉や達観した態度は、過去の傷から自分を守るための鎧なんだよな。その鎧の内側には、他人の痛みに誰よりも敏感な、クソみたいに優しい心が隠されている。第3話、全校生徒が見守る校庭で、麻衣さんのために叫んだこの告白は、彼の本質を物語っている。
桜島先輩のことが、すきだぁああ!!
普段スカしてる奴が、大切な人のためにプライドも外聞も捨てて叫ぶ。こんなん、惚れるに決まってるだろ。ブタ野郎(褒めてます)。
「嫌われる覚悟」こそが彼の哲学
咲太の「全人類に好かれるために生きてるわけじゃない」というセリフ、あれはただのイキりじゃない。彼の生き方の核となる哲学だ。
彼は、八方美人になって誰からも嫌われないように立ち回る「空気」を、最もダサい生き方だと考えている。だからこそ、自分が信じる正義のためなら、他人からどう思われようと構わない。その「嫌われる覚悟」があるからこそ、彼は誰かのために行動できる。
俺たちが生きる現実社会は、「空気」を読むことが求められる。本音を隠し、波風を立てないように生きるのが賢いとされている。そんな息苦しい世界で、咲太のように自分の哲学を貫き、嫌われることを恐れない姿は、ある種の憧れとカタルシスを与えてくれるんじゃないだろうか。
計算され尽くしたヒロインとの化学反応
咲太のウザい言動がなぜエンタメとして成立するのか。それは、受け手である桜島麻衣というヒロインが完璧だからだ。
咲太の下ネタや皮肉を、麻衣さんは華麗にスルーしたり、的確にツッコミを入れたり、時にはさらに上を行くカウンターを食らわせたりする。このテンポの良い掛け合いがあるからこそ、咲太の言動は「ウザい」だけでなく「面白い」に昇華されている。
原作者も「お互いにツンデレを引き出すいいコンビ」と語っているように、あの二人の関係性は奇跡的なバランスで成り立っている。もし相手が違うヒロインだったら、咲太はただの「セクハラ野郎」で終わっていたかもしれない。そう考えると、彼のキャラクターは麻衣さんとセットで初めて完成すると言えるだろう。
まとめ:梓川咲太は「嫌われる覚悟」を持った最高のブタ野郎だった
…というわけで、今回は梓川咲太の「嫌われる理由」と、その裏にある魅力について深掘りしてきた。色々言ったが、彼の行動原理は一貫してるんだよな。それは「大切な一人に必要とされるなら、全世界から嫌われたって構わない」という、クソみたいに真っ直ぐな覚悟だ。
その達観も、皮肉も、下ネタも、全部が彼なりの鎧であり、大切な人を守るための武器なんだと考えると、見え方が変わってこないか?
もちろん、それでも「生理的に無理」ってやつもいるだろう。それもまた一つの答えだ。結局、梓川咲太はそういう、簡単に好き嫌いを決めさせてくれない、一筋縄ではいかない主人公なんだよな。
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