
【イム様】ワンピース世界の王にして“悪魔”そのもの。その底知れぬ魅力と恐怖を考察
ワンピース
さて、いよいよ最終章に突入し、毎週のように情報の大洪水で俺たちの脳を揺さぶってくる『ONE PIECE』。
カイドウやビッグ・マムといった四皇たちが霞んで見えるほどの、とんでもない「本当の黒幕」が牙を剥き始めています。
そう、その名はイム。世界の頂点に君臨し、五老星すらひれ伏させる真の王。
今回は、この謎だらけのラスボス候補が、なぜこれほどまでに俺たちを惹きつけてやまないのか、その不気味すぎる魅力の正体に迫っていこうと思います。
シルエットだけで世界を震撼させた「存在してはいけない王」
イムが初めてその姿(と言ってもシルエットですが)を現した時の衝撃は、今でも忘れられません。
誰も座ってはならないはずの「虚の玉座」に、当たり前のように腰掛ける一つの影。
そして、その前に跪くのは、これまで世界の最高権力者だと思われていたあの五老星たち。
このワンシーンだけで、「ああ、物語のスケールが根底からひっくり返ったな」と確信した読者は少なくないはずです。
表向きには存在しない、世界の禁忌。この設定だけで、ご飯三杯はいけますよね。
奇妙な口調に隠された冷酷非道な本性
イムのキャラクターをより一層不気味にしているのが、その独特な人物像です。
一人称は「ムー」、二人称は「ヌシア」。
どこか気の抜けるような、コミカルさすら感じるこの口調。しかし、その言動は徹頭徹尾、冷酷非道。
「近いから」という、もはやサイコパス染みた理由でルルシア王国を跡形もなく消し去り、「ビビが欲しい」と呟く。
このギャップが、彼の底知れなさを際立たせています。ふざけているのか、それとも我々現代人の物差しでは測れない価値観で動いているのか。そのどちらも、恐ろしいことに変わりはありません。
一部では、この古風な口調は「800年前から生きる古代人だからではないか」と考察されています。
実際、「最初の20人」の中に「ネロナ家のイム聖」という人物がいたことが示唆されており、オペオペの実による不老手術を受けた可能性は極めて高いでしょう。
800年という、常人には想像もつかない時間を生きてきた存在。その精神構造は、もはや俺たちとは全く異なるステージにあるのかもしれません。
もはや『ONE PIECE』ではない? 異次元すぎる戦闘能力
イムのヤバさは、その権威や謎めいた背景だけにとどまりません。
彼の戦闘能力は、これまで築き上げられてきた「悪魔の実」や「覇気」といったパワーシステムの常識を、いとも簡単にぶち壊していきます。
マリージョアに潜入したサボが目撃した光景は、まさに地獄そのものでした。
まさか世界のてっぺんに地獄があるとは
サボにこう言わしめたイムと五老星の変身姿。それは、巨大な悪魔のシルエット。
自然(ロギア)系であるサボの体を、こともなげに貫く攻撃。武装色の覇気が強力なだけなのか、それとも能力者への特攻でもあるのか。詳細は不明ですが、次元が違うことだけは確かです。
「悪魔契約」と「黒転支配」― 凶悪すぎる“神の支配”
そして最新の展開で、その能力の片鱗がさらに明らかになりました。
部下である軍子の肉体を乗っ取り、魔法陣からショットガンを召喚。巨人族であるブロギーの腕を吹き飛ばすという離れ業を見せつけます。
「魔法…?」「いや、これ何の漫画だっけ?」と混乱した人も多いのではないでしょうか。
しかし、本当に恐ろしいのはここからです。イムが披露した「悪魔契約(アー・クワール)」と「黒転支配(ドミ・リバーシ)」。
これは対象の寿命を対価に力を与え、その存在を「悪魔」へと反転させてしまう技。
理性を失い、不死身の肉体と強大な力を得て、イムの忠実な駒となる。
しかも、この悪魔に挟まれた者もまた、悪魔へと変えられてしまう。そう、まるでオセロのように。
二人を支配すれば、あとはネズミ算式に軍勢を増やしていける。これは単なる戦闘能力ではなく、世界を支配するためのシステムそのものです。
ムーが見せてやる…!!! 神の支配!!!
このセリフは、決してハッタリではなかったわけです。こんなチート能力、どうやって攻略すればいいんでしょうか…。
全能に見える王の“弱点” ― ジョイボーイへのトラウマ
絶対的な権力と、常識外れの能力。まさに神、あるいは悪魔。
そんな完全無欠に見えるイムですが、彼にも唯一、感情を揺さぶられる存在がいることが判明しました。
それが、ジョイボーイです。
ベガパンクの暴露配信にも動じなかった彼が、古代ロボットから放たれたジョイボーイの覇王色の覇気には、断末魔のような絶叫を上げて怯える。
普段の冷静沈着な姿からは想像もつかない、尋常ではない恐怖。800年前、彼とジョイボーイの間に何があったのか。それはまだ語られていませんが、このトラウマこそが、イムを打ち破る最大の鍵になることは間違いないでしょう。
そして、そのジョイボーイの生まれ変わりこそが、我らが主人公モンキー・D・ルフィ。
太陽の神ニカの力に覚醒したルフィが、世界の夜を支配する“悪魔”イムと対峙する。
この構図、少年漫画の王道として、燃えないわけがありません。
物語の最終章を司る、最高のラスボス
謎に包まれた正体、不気味な言動、そして既存のルールを破壊する異質な力。
イムというキャラクターは、これまでのワンピースの敵とは明らかに一線を画す存在です。
彼の登場により、この物語は単なる「海賊王になるための冒険」から、「世界の歴史の嘘を暴き、歪んだ支配を打ち砕く革命の物語」へと、そのスケールを大きく広げました。
果たして、天竜人の頂点に立つこの絶対的な王の正体とは何なのか。リリィやビビに執着する真の目的とは。
そして、自由の象徴であるルフィは、この「神の支配」を体現する巨悪に、どう立ち向かっていくのか。
まだまだ謎は尽きませんが、だからこそ俺たちはイムという存在から目が離せないのです。最終章の行く末を、固唾を飲んで見守っていきましょう。
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